セガは2月10日開催の取締役会において、希望退職者を560名程度募集することを決議した。 　

　今期セガは、前期に引き続いてアミューズメント施設事業およびコンシューマ事業において営業損失を計上する見込みであり、来期、黒字化を果たすためには人件費を中心とした更なる固定費の削減が不可欠であるとの判断至ったため決めたもの。募集人数の560人程度とは、セガの従業員（昨年末3127名）の六分の一以上にあたる人数。募集期間は2月10日から2週間程度で、退職日は今期中を予定している。

　なお同社では、来期以降、将来性・収益性の低いアミューズメント施設約110店舗を閉鎖するほか、アミューズメント機器事業とコンシューマ事業における研究開発費も平成20年3月期と比べて約20％削減する方針を固めている。