トムスがAM事業をゲオに譲渡

 

 トムス・エンタテインメントは5月9日、ビデオレンタル大手のゲオにアミューズメント事業を譲渡することでゲオと基本合意に達したと発表した。

 トムスがAM事業を手放すのはアニメーション事業に経営資源を集中させるため。同部門の売上高は平成20年3月期で47億900万円(営業利益は4億8100万円)で、施設数は24店舗。譲り受ける側のゲオは、複合メディアショップ「ゲオショップ」をグループ全体で全国に1038店展開しているが、平成18年4月にはアミューズメント事業部を新設し、中小型ゲームセンターに特化した「ゲオパーク」を4店舗展開していた。ゲオではこのゲームセンター事業のさらなる拡大を目論んでいたことから両社の意向が一致した。譲渡金額等については現在協議中だが、両社では5月下旬をめどに最終契約を締結できるよう協議していくとしている。

 
   
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